10.恋と恋と恋と恋と恋とタイムマシン
10作目、ついに二桁、『恋と恋と恋と恋と恋とタイムマシン』です。
タイトル:恋と恋と恋と恋と恋とタイムマシン
ページ数:64
価格 :500円
発行日 :2017/12/31
久々のオリジナルです。
今回は表紙をロボ富様にお願いしました(とても素敵!ありがとうございます!)。
収録作は以下の二つ。
『恋と恋と恋と恋と恋とタイムマシン』
『開かずの間の先、帰らずの異界』
恋と恋と恋と恋と恋とタイムマシン
四神学園で過ごす三年間、日南悠介はフラグを立てに立て続けた。お嬢様やら不良娘やら生徒会長やらアホの娘やら、十人十色。導火線が短くなるのに気付かず、それら全てを一切進行させないまま迎えた卒業式、ついに防波堤が決壊する。タイムマシンと共に。
SF×ラブコメ。IQ低め。過去作を読んでくれてる方向けに宣伝すると、『クイズあの子の気持ち』の作風を継承しつつ、SFやら何やら諸々をプラスした感じです。なので、少なくともあれが気に入っていただけた方は、こちらも楽しんでいただけます。まぁあっちが駄目でもこっちはいけるみたいな人もいらっしゃる(はず)ですので、つまりは「どなたもお気軽にどうぞ!」。
開かずの間の先、帰らずの異界
羽生高校、A校舎二階、生徒会室。校舎の端に位置するそこに、『開かずの間』と呼ばれる扉がある。扉の先にまつわる数多くの噂を眉唾と断定する生徒会会計・荒屋甚一は、ある時、扉の中から現れる生徒会長・勇生命子を目撃する。
異界=異世界と考えていただいて宜しいのですが、異世界モノとは口が裂けても言えない。作者がジャンルを決めて良いのなら、青春小説と括らせていただけると幸いです。こちらも過去作に例えると、作風は『リビングデッドの日常』です。
はい。という感じです。
だいぶ対照的な二作なのですが、まぁ短編ですし、ぱぱっと試しに気軽に読んでいただけたらなあと思います。いつも以上に赤字の500円です。表紙だけでも500円くらいの価値あるんじゃないかと思われますので是非に。
冬コミ楽しみですね。
以上、とにざぶろうでした。