躍動するトニーおじさんの巣穴

サークル『躍動するトニーおじさん』の情報をまとめます。

そしてラッパーになる

基本的に拙作はpixivに投稿しています。

そのため私の作品を漁ろうと思ってくれた方はpixivをご覧いただければ良いのですが、時折、他所で投稿することもあります。

これまではそれをtwitterで宣伝するだけでしたが、それもどうかと思い、そろそろブログにも書き残しておこうという次第です。

 

というわけで、こちら。

kakuyomu.jp

 

『そしてラッパーになる』

オリジナルの長編小説です。長さは10万字程度。文庫一冊分ですね。

MCバトル×ライトノベルという感じで、私の信じるヒップホップをラノベ構文に溶かして書いています(上手に出来ていたら幸いです)。

ヒロイン・大名賀乙戯をはじめとした四人の女子高生が、MCバトルの大会で優勝を奪い合います。とはいえ、そもそも大名賀乙戯は引き籠もりであり、まず大会に出場できるのか、というところからスタートです。はい。

 

私はヒップホップが好きです。しかし、いわゆるオタク文化とヒップホップの間には深い隔たりがあります。フリースタイルダンジョンのおかげで溝は多少埋まりはしましたが、まだまだその距離は遠いように思います。

ヒップホップは不良文化。そういう側面もあります。だから少なからず拒絶反応があるのだと思います。けれど実際のところ、ヒップホップは極めて知的な文化であり、なによりそこには物語やドラマがあります。私がヒップホップに惹かれる理由はそこにあります。俗っぽい書き方をしてしまうと、熱い少年漫画や青年漫画の成り上がり物をリアルでやっているのがラッパーです。だから私は、小説との親和性自体は高いものと信じています。きっと小説で描くヒップホップも面白いはずです。

では、私がヒップホップで小説を書くとしたらどういうやり方ができるのか、と考えて考えて出来上がったのがこれです。

 

書き上がったものの反省点はあります。けれど、中盤からのMCバトルについては私のヒップホップがよく書けているのではないかと思います。すごく好き。気に入っています。

だから最後まで読んでいただければ、何故、私がヒップホップが好きなのか、その理由に見当がつくものと思います。つかなかったらすみません。

 

書きたいものを書いているので、言葉は尽きませんが、あまり語りすぎるのもどうかと思うので、この辺りにしておきます。

とりあえずいまは、明日のKING OF KINGSが楽しみです。

 

ではまた。とにざぶろうでした。