7.豚とワンダーランドは無数に存在する
7作目の紹介、デレマス二次創作です。
タイトル:豚とワンダーランドは無数に存在する
ページ数:60
価格 :500円
発行日 :2016/12/31
短編集です。
下記の三編に(自分で書いた)作品解説を付けたものになります。
財前時子『豚とダンス』
橘ありす『アリス・イントゥ・ワンダーランド』
なんと、どれもネット上で公開済み。
買わなくても読めます。
(イベントに来られない方にも読んでほしかったから……)
とはいえ、買って欲しいは買って欲しいので、利点を挙げておきます。
・縦書きで印字することを想定して書いているので、ネットより読みやすい
・紙である
・若干、ネットのものと内容が違う(誤差レベル)
・作品解説が付いている
利点少ねー。
とはいえ、オールド読書家の私にとっては、紙として存在するということは、それだけで大きな価値を持つのです。同意いただける方が多くいることを願います。
なお、作品解説は裏に込めた想いを綴っている形になるので、作品の詳細まで細かく語っているわけではありません。あしからず。
以下、各短編の紹介です。
あえてリンクは貼らないでおきます(ググれば出てくる)。
豚とダンス
財前時子が時子様に至るまで。
初めは「プロデューサーさん」と、彼のことを呼んでいた。
しかし不甲斐ないプロデューサーの姿に、時子は思い悩む。
プロデューサーと自分の間に信頼関係は存在するのか。
このままでは、アイドル界のトップに立つことはできないのではないか。
アリス・イントゥ・ワンダーランド
タイトル通り、橘ありすがワンダーランドへと足を踏み入れる物語。
私は橘ありすです。カタカナのアリスではありません。
承認欲求に突き動かされ、橘ありすはひたすらに、音楽会社へと送るデモ音源を録音する。
輿水幸子は無数に存在する
様々な幸子と出会い別れる物語。SFです。
主人公はプロデューサー、人生を幸子のために捧げている。
無数の幸子と出会うなか、どの幸子も幸子は幸子だと、彼は全ての幸子を救ってゆく。
――しかし。
はい。という感じです。
ありがたいことに、どれもなかなかに評判が良いので、客観的に見ても面白いものができたと思います。
(特にラストの輿水幸子なんかは、未だかつてない反響がありまして、エゴサが捗っています。嬉しくて泣きそう)
二次創作ですし、電子書籍化の予定はありません。そもそも公開してるし。
どうしてもな方は、会場でどうぞ。
以上、とにざぶろうでした。